八甲田・十和田ゴールドライン。
今日の青森は最高気温13度、降水確率0%という素晴らしいお天気。そこで、「八甲田・十和田ゴールドライン」をドライブしてきました。
八甲田・十和田ゴールドラインとは、冬期封鎖されていた八甲田の山越えルートのこと。4月1日に開通し、道路の両側に見事な雪の壁ができています。
カーブミラーもこんな感じに。
「雪の壁」に上ってみました。
「壁」は、いちばん高いところでは8mぐらいあるそうです。全長約8kmの雪の回廊、思いのほか楽しかったですよ。
トイレ休憩で立ち寄った「酸ケ湯」。温泉には入っていませんが、お土産屋さんの裏側から、少し散策できます。
次に向かったのはどこでしょう???
正解は・・・
「八甲田ロープウェイ」。スキー場にあるロープウェイなので利用者の多くはスキーヤーでしたが、物見遊山の観光客もちらほら。
眼下に広がる雄大な景色。
樹氷もまだまだ健在。山頂の気温はマイナス1.4度でしたが、気持ちよく散歩しました。
あ、コウちゃんも一緒だよ。ロープウェイには乗ってないけどね。
新年度スタート。
4月になりました。
今日の最高気温は5度ぐらいだったものの、久しぶりの快晴でした。
そこで今日は、家の畑の準備をしました。この辺りで野菜などを植え付けるのはだいたい5月頃のようですが、「その前に土作り」というわけで、苦土石灰とバークたい肥を撒いて耕耘しました。
バーク堆肥。木の皮を発酵させた堆肥です。
堆肥は畑の保水と排水のバランスを整え、かつ保肥力を良くしてくれます。
冬期研修で、堆肥はバークや腐葉土など植物性のもののほうが良いこと、鶏糞など動物性の堆肥は肥料としての性質が強く、使いすぎると土の栄養バランスを壊してしまうことを学びました。
石灰(=カルシウム)には土の酸度をアルカリ性側に傾ける効果があるものの、石灰だけでは炭酸ガスを発生させたり、植物の生長を阻害したりということがあるので、拮抗作用のある苦土(=マグネシウム)が入ったものを使うようです。
堆肥と苦土石灰を散布した直後。
耕します。
この作業は、作物を植え付ける1か月前ぐらいに行うのがいいようなので、今日はまだ早かったかもしれませんが、余裕を持ってできたほうがいいので。
これでしばらく放置して、頃合いになったら今度は肥料を入れ、さらに1週間ほど空けて植え付けになります。何を植えるかは、・・・これから考えよう。
その時、コウちゃんは・・・。
ゴルフボールで遊んだり、、、
お庭を駆け回ったり、、、
門番をしたりして、、、
満足♪
おまけ。
軒下にヒヤシンスでしょうか、つぼみが出ていました。
桜なんてまだまだ先の話ですが、じんわりと、春が来ています。
トマトの育苗(勉強中)。
年度末が押し迫ってきました。
私たちの冬期研修も24日(金)に終了しました。もちろん、これから本格的な農家研修が始まるのですが、とりあえず一息ついた感じです。
冬期研修は本当に勉強になりました。トマトの播種や育苗などは、加温設備(真冬の青森でも気温25度を維持できるような)がなければ出来ないので、実際に農家になった時には自分たちではやらないと思いますが、温度、土、水、光が発芽や生長にどう影響するのかなど、「植物の生理」を学ぶことができました。
研修最終日は、ピーマンのポット上げを実習。ポット上げの時の、苗の扱い方、植え方、水やりの注意点などを確認しました。
というわけで、うちに来たトマト苗のうち、まだポット上げしていなかった分を、25日(日)にポット上げしました。
72鉢。どうすんだ、これ・・・。
それでもまだ苗が残っているので、思い切ってプランターにも。
風除室に置いてあるとはいえ、まだ早い。早すぎる。でも頑張れ・・・。
一方、前回(3/19)ポット上げした苗はそれなりに元気で。
とはいえ、日照が限られる室内でもあり、最近は曇り空が続いたこともあり、日照不足と思われ、徒長気味。
この苗が置いてある2階は、この10日ぐらい、室温15~18度でキープされるようにストーブはつけっぱなし(サーモスタットあり)、苗の下には電気毛布。100株少々の苗で、既に手一杯です(農家になったら1000株単位で苗が必要)。
こんな「温室育ち」のトマト苗なのに、やはり置き場がないので一部を外に定植。
ですが、突貫工事でやったので、畝の地温が低すぎ、かつ「温室」から「外」に適応させる時間を確保しないまま植えたので、すでに「虫の息」です。。。ごめんよ。
春分を過ぎて、かなり春らしくなってきましたが、まだまだ最低気温は氷点下だったり、最高気温も10度未満。これもまた勉強です。。。
トマトの苗をポット上げ。
金曜にわが家にやってきたトマト苗。小さなプラグトレーに植えられている状態から、そろそろ黒ポットに植え替える(「ポット上げ」といいます)頃合いです。
というわけで、この3連休にポット上げをやってみたのですが。。。
研修先でもポット上げは2月に1度やっただけで、その記憶が曖昧。研修時のノートや本を読んで試してみたものの、温度管理や水のやり方など、分からないことばかりでした・・・。
で、3日間の試行錯誤の結果、こんな状態に。
部屋の中に、育苗用のトンネルを設置しました。簡易なものですけど。とはいえ、この状態にするのでさえ、すんなりとはいかなくて。本には「地温18~20度をキープ」とあるんだけど、15度ぐらいに下がってしまったり。トマトにはかなりしんどかったにちがいない。。。ごめんよー、トマト。
ポット上げしたのは約40株で、もらってきた苗の3分の1ぐらいです。残りは、作業の仕方があまりにも不安なので、研修先でもう一度手順を確認してからにします。ただ、「ちゃんと育てたい」と思う一方、ちゃんと育つとさらに広いスペースが必要になるし、仮に120株全部育ったらどこに植えるのかとか、なかなか悩ましいです。
ちなみに、このトマトたちはあくまで研修の一環として、たまたまもらったものなので、これを植えて営農を開始するわけではありません。今年は、ひたすら研修。このトマトたちはあくまでも自主学習用の教材です。あしからず。
トマト苗がわが家にやってきた。
3月も後半ですね。
私たちの、農業研修施設での冬期研修も来週いっぱいで終わりです。トマトをはじめ、野菜や花卉の播種や、初期段階の育苗管理を経験させてもらい、少しずつ作業にも慣れてきたところで終わるのはちょっと残念です。
と、思っていたら・・・
これが現在のわが家の2階の状況。100本超のトマト苗があります!
昨日、研修で接ぎ木作業の練習に使った苗を、教材として持ち帰ることを許可してもらいました(さすがに素人同然の研修生の作った接ぎ木苗は出荷できないので、いずれは破棄される運命の子たちです)。
とはいえ、この時期はまだ、加温施設を持った大規模農家でもない限り、トマト農家でさえ育苗はしていないのに。。。
ちゃんと育ててあげたいと思うけど、研修施設ではハウス内の気温は20度前後にキープされていましたが、わが家でそれを再現するとなると、ストーブを焚きっぱなしにするしかないし・・・。
とりあえず昨晩は発泡スチロールの箱に入れて、上にビニールを掛けておいたのですが、今朝の最低気温は7度。本には「夜でも最低気温13度以上を保つこと」とあり、育苗管理としてはまったくダメ。このトマト苗たちには初めて経験する寒さだったに違いない・・・。
さらにこの苗たち、今は15センチ四方ぐらいのところに16株が植えられていますが、そろそろ1株ずつ黒ポットに植え直すタイミング。土を用意して、ポットに土を詰めて、植え直して、水やって、保温して・・・という作業をしなければならないのですが、生育環境も資材・道具が整っていて、職員さんに言われたとおりに作業をすれば良かった研修とはまったく状況が違う!
今日は、近くのホームセンターで必要な資材などを買ってきて、土詰めした黒ポットを50個並べてみました。この続きはまた後日。
おまけ
研修先で栽培管理していたプリムラ。卒業式向けの出荷が終わったので、余った鉢の中から2鉢を超格安で購入してきました。プリムラって、もっと単調な花というイメージでしたが、今はいろんな品種がありますね。かわいい♪