よもぎた村のわんこの日記

柴犬のコウちゃんです。飼い主はミニトマト農家になったんだよ。

研修開始から1年。

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既に9月も後半ですが、今月9日で研修1周年となりました。

 

今季、春からの研修で分かったことは、この辺のトマト栽培は、5月に定植し、7月から収穫が始まり、8月下旬には芯止め(株の生長を止め、花実の肥大・着色を促す)し、10月いっぱい収穫ーーという流れだということ。

 

つまり、主な栽培管理は8月で終わっているので、9月から研修を開始しても栽培の肝の部分はなーーんにも分からない、ということです。

 

が、去年の研修が無意味かと言えば勿論そんなことはなくて、いちばん大事なのは、毎日畑に出て働くことを日常化する、ということだったんだろうと思います。

 

去年と比べると、今年は体が良く動いています。もちろん、今だって1日の作業が終わればそれなりに疲れますが、去年は本当に体を動かすのが辛かったーー。もし、去年からではなく今春から研修開始だったら、途中で音を上げていたかもしれません。

 

秋から研修を始め、毎日除雪しなければならない冬を過ごし、春からは研修に加えて家庭菜園でいろんな野菜を育ててきたおかげで、ちょっとずつ、体が農作業に馴染んできたんだと思います。

 

さて、研修も残すところ2か月あまり。これからはいよいよ来年の就農に向けて準備が始まります。

移住1周年。

8月25日は、私たちが蓬田村で暮らし始めた日。つまり今日で1周年となりました。だからといって、特別な感慨はありませんが、それなりに頑張ったなーと思います。

というわけで、ちょこっとお祝い。f:id:y-morit:20170825225004j:plain

といっても、お刺身以外はうちで採れたトマトとキュウリだけです。あ、「喜久泉(きくいずみ)」は先日来た友人が置いてってくれたもの。普通の本醸造酒ですが、「田酒」を作っている西田酒造さんのお酒で美味しいです。お刺身の左隣にちょっと写っているのは自家製キュウリ佃煮。

 

久しぶりに、コウちゃん登場。f:id:y-morit:20170825230244j:plain 

お風呂上がりの主(♂)の足に戯れる。f:id:y-morit:20170825231724j:plain

視聴者プレゼント当選!

先日、夕方の情報番組で、青森市浪岡地区で力を入れている「婆娑羅コーン」が紹介されました。番組のレポートによると糖度18(!)とのこと。「1箱12本入りを20名にプレゼント」ということだったので応募したところ、見事当選しました!!

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主(♀)はトウモロコシが大好きなので応募したものの、くじ運の悪さには定評があるので、まさか当選するとは思わず、当選者発表も気に留めず、突然のお届け物にビックリ。さっそくレンチンして頂きましたが、本当に甘くて美味しい♪ 生産者の皆さん、選んでくれた担当者さん、ありがとう!!!

近況報告(7,8月)。

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研修先の農家さんは、大玉トマトとミニトマトを栽培していますが、私たちが就農する際はミニトマトを栽培する予定です。なので、最近はミニトマトを中心に作業させてもらっています。

 

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まずは収穫。1粒1粒、色の状態や割れなどを見ながら。

 

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収穫したミニトマトを選果機にかけます。左側の手前にキズのあるトマトがいますね。

 

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ローラーで磨かれている間に、キズや割れをチェック。

 

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サイズごとに振り分けられていきます。

 

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再度キズや割れをチェックしながら、サイズごとにパック詰めして完了。

 

ミニトマト農家の大変さは、栽培よりも「収穫・選果・パック詰め」という作業だと言われています。研修先ではミニトマトはハウス1棟しかありませんが、多い日には私たち2人でも午前中いっぱいかかることもあります。それを午後から選果・パック詰めするともう夕方。実際には日中は収穫のほかにも、さまざまな栽培管理作業があるので、パック詰めは夜、ということになるかもしれません。

 

来年就農する際には、「まずはハウス3棟で」といわれています。ちゃんと栽培して収量をあげることが大事ですが、収量が多ければ当然、選果・パック詰めにも時間がかかるわけでが、これをやりきれなければせっかく実ってもムダにすることになります。

 

ということを、しみじみと実感している今日この頃です。

 

初ねぶた鑑賞(ご報告)。

8月だというのに、こちらは秋のような涼しい日が続いています。が、青森で8月といえば「ねぶた」。夜間運行最終日の6日、私たちも初めて観覧することが出来ました。

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こちらは今年の「ねぶた大賞」を受賞した北村麻子さんの作品。奥行きのある構図に女性らしい繊細な色彩が映える、美しいねぶたでした。

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ねぶたは台座が360°回転し、沿道の観客の目の前まで寄ってくることも。大迫力!

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こんなかわいい、小型ねぶたも。

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ねぶたの夜間運行は午後7~9時まで。で、9時になるとねぶたはねぶた小屋に帰っていきます。このときの「戻り囃子」が、祭りの余韻を醸し出してすごくいいです。

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ねぶた小屋は、アスパム(ライトアップされた△の建物)に隣接する公園に大型ねぶた全22台分があるらしいです。

 

というわけで、初めてのねぶた鑑賞でしたが、十分満足出来ました。いい観覧ポイントも分かったので、ご案内しますよ(笑。

 

おまけ。

このねぶた祭りに合わせて、先週末は東京から友人が遊びに来てくれました。農作業の繁忙期ではありますが、研修先の農家さんが時間を配慮してくれて、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

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夫婦2人じゃなかなか実行できなかったBBQ。この肉、すごいでしょ?友人がわざわざ東京で買って青森まで持ってきてくれました。ホタテは陸奥湾産。

 

皆さんのお越しをお待ちしております(笑。

トマトの収穫が始まりました。

7月になって、青森も夏らしくなってきました。梅雨明けはしていませんが雨の日が少なく、日によっては30度一歩手前ぐらいの、それなりに暑い日が続いています。

 

研修先でも大玉トマト、ミニトマトの収穫・出荷が先月末から始まりました。研修先の農家さんは、農協を通じた市場出荷のほかに直売所での販売もしているのですが、その売り先によって収穫するトマト・ミニトマトの状態はまったく違います。

 

例えば関東向けのミニトマトなら、オレンジっぽい色の実を収穫します。それで店頭に並ぶ頃には食べ頃の赤い色になるそうです。一方、直売所に出すほうは、完熟した真っ赤なトマトを収穫します。正直、完熟した実と完熟する一歩手前の実では、同じような赤い色に見えても食味が全然違うんですよ!

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(オレンジっぽいのと赤いのとが混ざっているのですが、違いが分かるでしょうか?)

 

とはいえ、完熟してれば誰が作っても美味しい、というわけではないわけで。わが家でもトマト・ミニトマトの収穫ができるようになってきましたが、なんか、味が薄いというか、水っぽいというか・・・。

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(今季初収穫したわが家のトマトとダイコン。見た目はまあまあなんですけどね)

 

でもまあ、最初から美味しいトマトを作ろうとまでは思っていなくて、自分たちでトマトを育てる経験をしてみようというところから始まったので、まずは良しとしますか。

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今日の状況。葉の陰になっている実もあり、今日は6コ収穫出来ました。生食では食べきれないのでカレーに3コ入れてみました。が、酸味が強くなりすぎ。入れすぎた。

 

キュウリもかなり育ってきました。ここ数日は、毎日1~2本収穫できます。

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ほかに、スナップエンドウやインゲンなども日々収穫しています。スナップエンドがこんなに甘いものだとは知りませんでした。茹でてマヨネーズをつけて食べるだけで、十分美味しい。

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こんなところでしょうか。自家製野菜で元気に夏を乗り切りたいです!

 

 

 

 

今別ウニ祭りに行く。

6月25日、「今別ウニ祭り」に行ってきました。北海道新幹線の「奥津軽いまべつ駅」の開業記念イベントの一環ということらしく、「ウニ丼1杯1,500円」が目玉です。

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緑色のテントの下で写真を撮ったのであまり美味しそうに見えませんが、新鮮で濃厚なウニがたっぷりで、大満足でした。

 

地元の伝統芸能「荒馬」。ねぶたのお囃子に合わせて、馬に扮した男性と手綱をとる女性とが対になって勇壮な踊りを披露していました。

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意外と面白かったのが「ホタテ釣り」。200円でホタテ3枚! うまく釣り上げるのはけっこう難しいのですが、釣れなかったら手掴みでOK。私は釣りましたよ! 

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釣ったホタテは、家に帰ってから炭火焼きにして美味しく頂きました!

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ちなみにこの日はコウちゃんも一緒。津軽半島の突端をぐるっと回ってきました。

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今別漁港にて。

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龍飛崎にて。

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龍飛から日本海側に向かう途中で遭遇した野生の子ザル。

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日本海に向かって仁王立ち。

 

なお、コウちゃんはこの日以来、焼いたホタテが大好物になりました。