研修開始から1年。
既に9月も後半ですが、今月9日で研修1周年となりました。
今季、春からの研修で分かったことは、この辺のトマト栽培は、5月に定植し、7月から収穫が始まり、8月下旬には芯止め(株の生長を止め、花実の肥大・着色を促す)し、10月いっぱい収穫ーーという流れだということ。
つまり、主な栽培管理は8月で終わっているので、9月から研修を開始しても栽培の肝の部分はなーーんにも分からない、ということです。
が、去年の研修が無意味かと言えば勿論そんなことはなくて、いちばん大事なのは、毎日畑に出て働くことを日常化する、ということだったんだろうと思います。
去年と比べると、今年は体が良く動いています。もちろん、今だって1日の作業が終わればそれなりに疲れますが、去年は本当に体を動かすのが辛かったーー。もし、去年からではなく今春から研修開始だったら、途中で音を上げていたかもしれません。
秋から研修を始め、毎日除雪しなければならない冬を過ごし、春からは研修に加えて家庭菜園でいろんな野菜を育ててきたおかげで、ちょっとずつ、体が農作業に馴染んできたんだと思います。
さて、研修も残すところ2か月あまり。これからはいよいよ来年の就農に向けて準備が始まります。